パピー・夢農園 ブルーベリー栽培の紹介

2014年の農園日誌

■12月27日
(最低気温-5℃、最高気温3℃)
12月に入ってから悪天候や多忙が重なり、畑仕事はおあずけ状態となっております。

 

2014年を振り返ってみますと、剪定による花芽調整が功を奏し早生種収穫段階までは良い感じでスタートできたのですが、7月後半からハクビシンの侵入により全滅状態となってしまいました。特に、ブライトウェルは剪定による花芽調整を強めに行った結果、サイズアップだけでなく種子のざらざら感が緩和され期待も大きかったのですが、まとまった収穫をする前に全て被害に遭ってしまいました。来年は早期から防獣・防鳥の両面での対策をしリベンジしたいと思います。
ハイブッシュ系品種については中生〜晩生種を主体にしていますが、接木スパルタンなど調子の良い樹もあるものの、やはり粘土土壌での自根による地植えでは本来の力を発揮できていないなぁと思えるので、栽培方法や畑の配置など再検討したいと思っています。

 

来年こそは、ブルーベリーに関わる時間をしっかり取れるようにしたいと思っています。

 

 

■11月23日
(最低気温5℃、最高気温13℃)
  先週収集した落ち葉を木枠に入れて熟成させます。 落ち葉は小まめに収集して追加したいと思っています。

 

 古いモミ殻堆肥を見つけました。堆肥と言っても落ち葉とモミ殻にブルーシートを掛けておいただけのもの。落ち葉は腐葉土となっていましたが、モミ殻はほぼ原型を留めていたのでブルーベリーのマルチに使ってみました。 
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 サクランボの元肥を施用しました。 根域抑制での地植え栽培ですが、今年少しだけ収穫できるようになりました。
 ↓佐藤錦
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 ブルーベリー協会よりブルーベリーニュース「日本ブルーベリー協会設立20周年記念合併号」が届きました。シンポジウムでの基調講演、記念講演、パネルディスカッションの内容が興味深いです。参加できなかったのが残念です。 来年の産地シンポジウムは福島県三春町とのこと。今度こそスケジュール調整して参加したいと思います。

 

 

 

■11月16日
(最低気温6℃、最高気温10℃)
 裏山に出向いて落ち葉の収集。 落ち葉堆肥として沖の畑に鋤き込むためです。 
 落ち葉集めには未だちょっと早いのですが、久しぶりの山歩きでとても気持ちの良い時間を過ごすことができました。

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 古い落ち葉をめくって見ると、中には土着菌がいっぱい繁殖しています。 
 集めた落ち葉は板で囲った枠に積み上げ、春まで発酵させます。
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■11月9日
(最低気温7.2℃、最高気温11.8℃)
 沖の畑の明渠堀りを完了し、これで予定の排水対策は一応完了となります。 明渠といっても排水口の関係で、溝は極浅いものなので多くを期待できないと思います。 特に民家の影になる部分は冬期間日が当たらないため乾かないと思いますが、何の対策も行わななければ益々粘土土壌が悪さをしちゃいますので、とりあえずこの狭い畑に暗渠2本+明渠という出来る限りの対策で良しとしたいと思います。 土壌については、粘土の改善を継続的に取り組む必要があるので、次は落ち葉の投入に取り組みたいと思います。 
 午後から夜まで雨降りが続いていますが、排水対策の効果がどの程度見られるか楽しみです。

 

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■11月3日
(最低気温7.8℃、最高気温16.5℃)
 週末は雨、沖の畑に入れないため明渠堀りなどの作業は中断
 ブルーベリー畑の草取り、ハウストマトの整理などをしておりました。
 沖の畑へ植え付け予定のラビットアイ品種をどう植えようかとか、ハイブッシュを植えている現在の畑の拡張や植え付け方をどうしようかとか、作業しながらいろいろ考えを巡らせていました。

 

 ↓ブルーベリーは紅葉真っ只中
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■10月26日
(最低気温9.5℃、最高気温18.4℃)
 暗渠工事を完了しました。 しかし土壌の粘土がきつく、このままでは雨水は浸透せず暗渠の効果が十分に発揮できないと思われるので、畑にモミ殻と稲わらをすき込みました。南側の民家に接している部分は湿ったままですが、季節的にも乾きそうにないので、後日明渠を堀ることにしました。とにかく粘土が重いため体にはキツいです。
 今後は植え穴を専用用土で作り、通路を草生にする予定です。 植え穴用の資材として鹿沼土をネットで購入したところ、硬質なのに粒がスカスカ、指先で簡単に潰れる粗悪品でした。 鹿沼土にハズレは無いと思っていましたが、ホームセンターで現物を確認して購入しないとダメだなと反省です。

 

 

 

■10月13日
(最低気温11.3℃、最高気温17.5℃)
 日曜日は松島ハーフマラソンに出場するカミさんの付き人として一緒に松島に。 ゲストは私の大好きな千葉ちゃん(千葉真子さん)!パワーありますね〜さすがです。カミさんも好成績で、千葉ちゃんから元気をもらって、良い一日でした。
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 台風18号では、風向きも幸いしモミ殻マルチは飛散することなく安定していました。 今度は強烈な19号が近づいているわけでかなり心配です。 沖の畑の暗渠設置は台風の後だと2週間程入れなくなるので溝だけはその前に掘っておきたいと思い、本日早朝より溝堀りの準備、トレンチャーはエンジン換装後初の稼動となるため不安もありましたが、午前中に何とか、深さ80cm・長さ50mの溝を掘ることができました。 重粘土のためトレンチャーは悲鳴を上げて辛そうでした。場所によっては激しく車体がピッチングを起します。途中、20〜40cm程度の岩がいっぱい入っている場所があり大きく時間をロスしました。(そこは昔々・・道があった場所とのこと) 

 

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トレンチャーの動画はこちら

 

アリより遅いかも・・・・

 

ここにはラビットアイを植える予定ですが、水捌けの改善を大前提に考えたいので、暗渠の脇にブルーベリーの植え床を作りたいと思います。

 

 

 

 

 

■10月5日
(最低気温11.3℃、最高気温17.2℃)

 

 既存の針葉樹マルチ層はかなり薄くなり、表層直下の根が伸びてきている部分も乾燥しちゃってるのでマルチを追加しました。 今回は針葉樹チップが入手出来なかったのでモミ殻を使い、飛散防止のためにモミ殻の上にココチップを敷いてみました。 明日台風18号が最接近するのでモミ殻が飛ばされると思いますので、それも含めた試行となります。
 モミ殻は入手が容易ですし、上手に活用できればケイ素の含有量も豊富なので、ブルーベリーには良い作用が期待できると思います。 

 

 

 

■9月28日
(最低気温12.5℃、最高気温23.6℃)

 

 2012年の秋に定植した以降、成長障害に陥り全く成長できなかったブリジッタが復活しました。 夏以降にシュートが伸びてきて葉の状態も良好です。
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 クロロシスに陥っていたポット植えのスパルタンですが、一向に改善の兆しが見えないので根洗いして植え替えをしました。
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 沖の畑に2本目の暗渠を設置しようと思っております。
 この畑は極端に水捌けが悪いので昨年末に暗渠を1本設置しましたが、モミガラの確保が必要なので2本目の設置は今年になりました。 モミガラは近所の先輩から大量に頂き準備完了。畑の傾斜調整も本日完了したので、あとは土が絞まるのを待ってトレンチャーを入れます。 昨年入手したトレンチャーはジャンク品で、エンジンの調子が悪かったため中古エンジンをヤフオクでゲット、本日載せ買え作業を完了しました。なにせSVで部品調達もできない代物ですが、これで結構調子よく回るようになりました。来週以降土の状況を見て掘り始めたいと思います。
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 富山でブルーベリー栽培をされているHさんよりメールを頂きまして、排水性の改善に向けて土壌改良を考えているとのことでした。 Hさんからはたくさんの情報を頂きました。 私の所とは土質は異なるものの、排水性に関しては同じような問題を抱えている様子です。いろいろと情報交換させて頂きたいです。  

 

 

 

 庭の「おんこ」の実、ヤマガラの大好物。
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■9月15日
(最低気温12.4℃、最高気温21.9℃)
 常時流している沢水が濁っています。9/11の集中豪雨で取水口が埋もれているようなので掃除に行ってきました。樹木や砂利・泥に埋もれており豪雨の凄まじさを感じます。 この沢でサワガニを発見、この場所では初めて見ましたが、愛おしいですねぇ。 この沢もサワガニも大切に存続させないといけないなぁと思います。
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庭先で「チチッ・ジィージィー」とヤマガラの鳴声が、ちょっと変な声が重なっています「ニニッ・ニィーニィー」?? ネコ太が鳴声を真似して近づいて行きます。 ヤマガラは警戒心が無いんですねぇ・・思わず「ネコ太っ」と声を掛け、ヤマガラは逃がしましたが・・・これからしばらくネコ太の庭先通いが続きそうです。
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畑の監視カメラ、ハクビシンの動きをばっちり捉えることができました。判ったことは、出没は深夜11時〜1時、ネットの下をU型ピンで留めていても鼻先が入るだけの隙間があればするりと潜り抜けてしまう。 ネットの下端を全て板で抑え、隙間を無くす必要があります。 来年に向けた反省ということで対策は完了しました。

 

 

 

 

■9月7日
(最低気温17.6℃、最高気温22.3℃)
 畑に監視カメラを付けました。 防鳥ネットの内側に、防獣ネットを張り二重の対策をしたのですが、その後も果実がどんどん無くなり、ブライトウェル、ブライトブルー、ティフブルーは全滅。パウダーブルーが少しだけ残っている状態です。ネットの僅かな隙間から入っているのでしょうが、下から入るのか、上から入るのか、行動パターンが判れば対策が出来ると思いカメラ取り付けに至ったわけです。
 今年はラビットアイ系の調子が良く、ブライトウェルはサイズが大きく種のザラザラ感も気にならない出来栄えでした。 ハイブッシュは完熟のタイミングを見極める収穫技術が求められます。完熟のピークを過ぎると味が抜けたような感じになり、熟期を過ぎてから収穫しても残念な結果となってしまいますが、ラビットアイ系は樹上で完熟した後も美味しさが続くので長期間収穫できます。ティフブルーとパウダーブルーは9月に最盛期を迎え、月末まで時間をかけて収穫を続けることができるはずでしたが・・・・残念です。

 

 

 

■8月24日
(最低気温21.8℃、最高気温31℃)
 ハクビシンの被害が酷いです。
 7/20に大雨による落果被害との報告をしましたが、実はハクビシンの被害だったようです。当時は受粉不十分あるいは、施肥バランスの悪さによって多くの落果が生じたのかと思っていました。 ただ、ブルーベリーの果皮が沢山、パリパリになって葉に貼りついていたのは初めて見る光景でした。 先週、ラビットアイの上方の枝がいっぱい折れ、多くの枝が垂れ下がり、ラビットアイの青く色付いた果実がほとんど無くなっているのを発見し愕然としました。 何者の犯行であろうか・・、このまま手を打たないでいれば、まだ赤い残りの果実もいずれは被害にあうのではないか・・・どう対策を取れば良いのかと。 いろいろ調べて見たり、聞いてみたりして判ったことは、近所ではトマトやトウモロコシ、カボチャなどが被害にあっている。ハクビシンは片手で枝をつかみ、もう一方の手で果実をもぎ取る。ハクビシンは果実の中身を食べ、皮を吐き出していく。 ということでハクビシンによる犯行とほぼ断定。 対策は、捕獲器を使って捕まえようかとも思いましたが、免許を取得し狩猟登録が必要となるので時間がかかります。 捕獲して遠くへ運んで放すのも違反となります。 今すぐ対処できる方法として、防獣ネットを張ることにしました。 どうやら防鳥ネットの下の隙間から入っているようなので、1m幅の防獣ネットを地際に張ることで防御できるような気がします。

 

 

 

■8月17日
(最低気温19.3℃、最高気温22.5℃)
 畑の雑草が伸び放題ですが、昨日・今日と雨降りが続いているため、草刈は延期せざるを得ません。 
 ポット苗が伸び放題となっているので剪定作業を行いました。 その中で生育障害に陥っている苗が数個あります。 葉が小さくなって成長停止したスパルタン、クロロシスになっている苗もあります。 先ずは珪酸、リン酸カリ、硝酸を与えて様子を見ますが、スパルタン苗は根洗いして植え替えしたほうが良いかもしれません。

 

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■8月9日
(最低気温20.1℃、最高気温24.9℃)

 

 台風11号が西日本で猛威を奮っておりますが、ベリー公さん(自然の休憩所)のところが経路になっているので心配です。 
 先週、「自然の休憩所」さんからココファイバーとココチップを購入していたのですが、忙しくて開封してませんでした。ココチップはこれまで使ったことがないのですが、ポット苗のマルチ用に針葉樹チップに代えて導入しようと思い、今回6×12と8×16の2タイプを使ってみます。

 

  (↓左:6×12、右8×16)

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雨降りのため収穫作業は行いませんでした。明日は大雨の予報。ラビットアイ系がだいぶ色付きが良くなってきただけに、雨による落果が心配です。

 

 

 

■7月27日
(最低気温21.4℃、最高気温32.6℃)

 

 ラビットアイ系品種が色付いてきました。 ブライトウェルは着果数を少なくしてみたら、果実サイズが大きくなると同時に種のザラザラ感が減ったような気がします。美味しいのに種のザラザラ感が残念な品種でしたが、これなら○!豪雨での落果も少なく強健です。 
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 一方、豪雨で収穫前の果実が全部落果したチャンドラーとコビルですが、樹上に残っていた果実の成熟が進まないようです。ブルームが流された果実には覇気が感じられません。 これから休眠までの間にしっかりと樹勢を建て直してみたいと思います。
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■7月20日
(最低気温19℃、最高気温23.0℃)
 2日ほど留守にしておりました。帰宅してブルーベリー畑をみたらびっくり!色付いた果実がほとんど落果し、実付きの枝もかなり折れていました。 降水量を確認したところ7mm/hの雨を頭に、5mm/h程度の降雨が数度あったようです。大粒の雨だったのでしょうか・・チャンドラー、ブリジッタ、レイトブルー、スパルタンなどの大粒品種が被害にあいました。 折れた枝は、戻せそうな枝を接木テープで養生し、完全に折れている枝は切除しました。今年の果実は粒揃いが良く、期待していただけに残念です。 

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■7月6日
(最低気温19.4℃、最高気温23.0℃)
 中生〜晩成種とされるルーベルやネルソンは此処では成熟が早いようで、早生・中生種と一緒に収穫時期を迎えました。 エチョータは樹によって果実サイズが伸びないものがあるようです。 剪定は1枝2花芽で行ってますし、樹勢は良好、これまで水切れはしていないと思うのですが、樹の気持ちを聞ければなぁ〜と思っちゃいます。
毎度のことながら実が付きすぎる感のあるレカは小粒になっちゃいました。
(エチョータ)
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(ブリジッタ)
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(レカ)
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夕方、上空で猛禽類の鳴声が、見上げると幼鳥のようです。 チョウゲンボウのようですが狩の練習をしているのでしょうか・・・
この辺では猛禽類も多く、小学校の頃飼っていたハトが家の上空でハヤブサの餌食になった事もあります。 
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■6月22日
(最低気温18.7℃、最高気温21.4℃)
 防鳥ネットを設置しました。 
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■6月21日
(最低気温17.3℃、最高気温22.9℃)
 早生品種が色づいてきました。なかでもアーリーブルーが最速です。 今年は全体的に結実が良く、雨による落果も発生していませんので、このまま順調に生育できれば豊作となりそうな予感が。
 (↓アーリーブルー)
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■6月8日
(最低気温17.4℃、最高気温18.9℃)
 6/5梅雨入りの発表。昨年より10日も早いとのことです。 これまで暑く乾燥する日が続いていたので、ポット植えのブルーベリーは水切れしやすく、毎日の水遣りがたいへんでした。 今年は過湿になるのを避けるためスプリンクラーを使わず夜帰宅してからジョーロで水遣りをしています。 ポット一つ一つの重さを確認したり、苗の調子に応じて酸度と液肥を調整しながら遣っていると1時間程かかっておりましたが少しは手抜きできそうです。 
 一方これからの課題は過湿による病気の発生を抑えることです。 風通しをよくするようにポットの配置を変えてみたり、 樹周辺の草刈り・草取りや果実周りのチェックを小まめに行うなど、とにかく手間がかかります。

 

 

ハイブッシュ系の果実はだいぶ大きくなってきました。
(↓左:ブルークロップ、右:スパルタン)

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ラビットアイ系はハイブッシュ並みに果実が肥大している品種や、今開花の盛期を迎えている品種など成長が区々です。
(↓左:ブライトウェル、右:コロンブス)

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■6月3日
(最低気温14.2℃、最高気温20.6℃)
 先月上旬から小さな毛虫が多く見受けられました。BT剤の散布により駆除してきましたが、しぶといですねぇ〜 りっぱなマイマイガの幼虫に成長しました。 大量発生するのでしょうか・・・いっぱい居ます。
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■5月24日
(最低気温7.4℃、最高気温16.5℃)
 風の無い穏やかな一日でした。
 トマト苗をハウスに定植しました。 発芽から1ヶ月半も経ってしまいましたが、週末の作業時間が取れなくて今日になってしまいました。
 ミニトマトは「千果」を、昨年「千果」は発芽できませんでしたが、ことしは手製の加温育苗器を使ったためしっかり発芽できました。中玉は「フルティカ」とエアルームの「ティゲレラ」、大玉は「米寿」「サターン」を栽培します。
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■5月18日
 (最低気温10.7℃、最高気温19.3℃)
昨日に引き続き強風が吹き荒れる一日でした。

 

ハイブッシュ系の受粉は晩成種を残すのみで、ほぼ完了しています。 晩生種のレイトブルーやコビル、チャンドラーは半分ほど花が残っています。
ラビットアイ系の開花がだいぶ進んできました。マルハナバチが活発に動いています。昨年はラビットアイの受粉が不十分だっただけに、今年は大いに期待してしまいます。

 

(↓左:クロマルハナバチ、右:アオバセセリ)

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(↓左:コビル、 右:チャンドラー)

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(↓左:パウダーブルー、 右:ブライトウェル)

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(↓オンズロー)
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例年に比べると毛虫がかなり多く目に付くので、早めにBT剤の散布をしようと思います。

 

 

 

■5月10日
 (最低気温8.9℃、最高気温18.1℃)

 

5月に入ってからも風の強い日が多いので、ちょっと気を抜くとポット植えの樹が倒されてしまいます。

 

訪花昆虫の中でも最も活躍しているマルハナバチは、「クロマルハナバチ」に加え、「コマルハナバチ」「トラマルハナバチ」なども訪れはじめました。
例年ミツバチの訪問は少なくて残念なのですが、周辺の環境を整えてあげれば増えると思いますけど・・・まだまだです。

 

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■5月6日
 (最低気温 10℃ 、最高気温 14.2℃)

 

ハイブッシュ系の開花が順調に進んでいます。  
(左:サンシャインブルー、 右:スパルタン)

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チャンドラーも開花してきました。 
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■5月4日
 (最低気温 10.9℃、最高気温19.9℃ ) 
 5月になってようやく暖かい日が続くようになってきました。
 ブルーベリーの開花も進み、マルハナバチなど訪花昆虫の活動もだいぶ活発になってきたようです。

 

(左:デューク、右:ノースランド)

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■4月20日
 (最低気温 1.9℃、最高気温7.8℃) 
 昨日より風がない分暖かく感じます。

 

 カーラズチョイスの枯れはコウモリガによる食害が原因でした。

 

 枯れ込んでしまったカーラズチョイスを枝枯れ病と疑い、撤去することにしました。 地表面からの確認はできなかったのですが主軸枝の付け根付近にコウモリガらしき食害痕を発見。 食害によりもろくなった株元を割って見ると・・・コウモリガ幼虫が越冬していました。 枝枯れ病でなかったことが判明したため、ちょっと安心しました。

 

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■4月19日
 (最低気温 3.3℃、最高気温8.2℃)
 冷たい風が強く寒い一日でした。 庭の満開の桜も寒そうです。

 

 カーラズチョイスが残念なことに。 樹全体が枯れこんで萎びてしまいました。1月に剪定した段階では花芽もしっかりしていたんですけどねぇ・・凍害のように枝全体がコゲ茶色になって萎びてしまいました。 この冬はラビットアイでも耐寒性が弱いコロンブスでさえ乗り切れたほどですから、極端な低温は無かったと思われるので凍害は考えられないのです。 となるとステムキャンカーによる枝枯れ病か?この菌だとすると枯死した枝で越冬し春から初夏にかけて胞子を出して感染するとのことなので、拡大を防ぐためには除去・焼却しかないです。 この樹は一昨年、果実にモリニア病が発症し、その後葉の周辺が茶色に枯れ込む症状が出ました(この時は水切れと判断)。 昨年は病気の発生も見られず順調だっただけに残念です。

 

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■4月13日
 (最低気温 2.6℃、最高気温10.2℃)
 この時期は風の強い日が多いのですが、特に最近は暴風の吹き荒れる日が続いておりました。 でも今日は久々に穏やかな一日でした。  

 

 庭の桜が開花してきました。いよいよ春本番といった感じですね周りの皆さんも田んぼの準備で忙しく動いております。
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 地植えのブルーベリーは中・晩生種主体にリプレースしております。 この時期一斉に花芽が膨らみ期待に胸が躍るのですが、早生種ですと梅雨時期に熟期を迎えるため、週末しか畑に入れない身では落果・烈果を避けることができなかったり、手入れが行き届かなくて病気が出たりと、上手くできませんでした。 一方中・晩生種ですと梅雨明け後の熟期となり成績も良いのです。
 ネルソンもそういう中で目を付けた一つです。岩手ブルーベリーの会顧問の横田先生のテキストでも「今後積極的に検討したい品種の一つ」として紹介されていました。今後の成果に期待したい品種です。
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■4月6日
 (最低気温 1.6℃、最高気温8.9℃)
 ビニールを張り終えてハウスの修復がほぼ終了しました。2ケ月ぶりにハウスの中に暖かさが戻ってきました。 この2ケ月間、屋根の無い寒空の下で耐えてきたリーフレタス達、これからの成長が楽しみです。

 

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 先週お手製の育苗器を使って、トマトの種を蒔きましたが、1週間で大玉(米寿・サターン)、中玉(フルティカ)、ミニ(千果)の全てが発芽できたようです。昨年はミニトマト千果が発芽せず断念しただけに、今年は期待が大きいです。

 

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 ブルーベリーの花芽がだいぶ膨らんできました。 チャンドラーの花芽の大きさが際立っています。
(左:デューク、右:チャンドラー)

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梅が満開を迎えようとしています。 桜やサクランボは花芽を閉じていますが、暖地桜桃の開花は早いですね、2本が既に満開となりました。

 

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■3月30日
 (最低気温 6.3℃、最高気温12.3℃)
 昨日の暖かさとは一変し朝から雨降りで、風もかなり強く体感温度はかなり低く感じる一日でした。
 外の仕事ができないので、トマトの播種に取り掛かることにしました。 この時期は朝晩の冷え込みが厳しいなど発芽条件が良くないので、以前は踏込み式温床を準備したりしていたのですが、今回は加温育苗器を使って発芽を促進させようと思います。 市販の加温育苗器は1万5千円程度と高価なため、自作で何とかならないかとネットで調べてみると電気アンカを利用したものや、熱帯魚用ヒーターを利用したものが紹介されておりました。さっそくホームセンタへ行き物色。電気アンカは既に陳列から外されていたため、熱帯魚用のヒーター(26℃、55w)と、衣装ケースを購入し簡易育苗器に利用することにしました。 発芽した後の過湿に注意する必要はありそうですが、とりあえず発芽するまでこれでやってみることにしました。

 

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■3月23日
 (最低気温 3℃、最高気温9.6℃)
 週末にビニールハウスの補修部材が届いたので、さっそく修復に取り掛かりました。
全体的に歪んじゃってるので、できるかぎり調整して何とかできあがりました。

 

このハウスは本格的な農業用ハウスとは構造が違うようで、天井の直管部分やアーチパイプが短くて接続箇所が多いので強度的に補強しないといけないなぁと思っており、建設当初は台風対策として両脇と奥に筋交いを入れておりましたが、今回は積雪による上からの強度を高めるため、天井の直管パイプを追加し2本並びとし、天井と肩の中間にも直管パイプを追加し雪対策用の支えを行えるようにしてみました。

 

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■3月9日
 (最低気温-1.4℃、最高気温4.7℃)
 気温は上がりませんでしたが、風は穏やかで過ごしやすい一日でした。 休眠枝挿し・接木挿しを少しだけ行いました。接木挿しは初めての試みです。、フェスティバル台にスパルタンを接いでみました。 

 

 柚子の植え付けを行いました。
 柚子はこれまで凍害で2回枯らしてしまいました。 氷点下7℃を越えると枯れ出したので植え付け場所を変えたりしてみましたが、結局2本とも枯れてしまいました。 近所で花柚子の大木を栽培されている方もいるので諦めきれずにおりました。 今回の豪雪で真っ先に雪が溶けた場所、2年前に竹林を伐採して空いている場所に目を付けました。 南斜面で日当たりが良く、ほくほくした腐葉土の土壌に竹の根がびっしりと張り巡らした場所ですが、急斜面のためブルーベリー栽培には使えないなあと思っていた場所でしたが、ひょっとしたら柚子には好適地なのでは、と思い再度の地植えを試してみることにしました。 
この場所でダメなら地植えは諦め、鉢植えで育てたいと思います。
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■3月2日
 (最低気温2℃、最高気温4℃)
 3月になり最低気温も緩くなりまして、かなり過ごしやすくなりました。・・と同時に忙しくなるということですね・・ ブルーベリーの鉢増しや接木も行いたいのですが、先ずもってハウスの修復をしなくてはなりません。 修復用資材の注文を完了しました。今月下旬には着手できそうです。

 

いつのまにか庭の福寿草が咲き出していました。梅の蕾も大分膨らんできました。

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■2月16日
 (最低気温0.2℃、最高気温6.1℃)
 大雪で崩壊したビニールハウスの被害を確認しました。アーチパイプは両側を残して全部折れたため、修復用の交換部品の調達をしなければなりません。修復に合わせ横通しパイプの追加と、上方向の補強をしたいと思います。 融雪用の暖房も取り入れるべきでした。豪雪など他所の事だと思っておりましたから・・・(猛省)
 今日は天気が良かったのでだいぶ屋根の雪も解けましたが、庭の雪は消えませんし畑にも入れないのでパピーの散歩道は除雪したアスファルトの上だけという状態です。若い頃のパピーは深雪でも駆け回っておりましたが、老犬となった今は雪が苦手みたいです。

 

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■2月15日
 先週に引き続き暴風雪警報が発令され大荒れの天気が明日まで続くそうです。 屋根には1週間前の雪がまだ解けずに残っています。雪の重みでカーポートの屋根も歪んで潰れそうなので、脚立に乗って手の届く範囲の雪を下ろしました。 明日こそは屋根の雪下ろしと、崩壊したビニールハウスの片付け、部材交換の段取りを付けたいと思いますけが・・・・・ 

 

 

■2月9日
 (最低気温-3.1℃、最高気温1℃)
 思っていた以上の大雪でした。石巻の積雪は38cm。91年ぶりの大雪だそうです。朝から昼過ぎまで近所の皆さんと幹線道路までの雪掻きをしておりました。その最中にな・・なんと、ビニールハウスが雪の重みで中央部が完全に潰れてしまいました。 昼休みを取ろうとしていたら会社から呼び出し電話、ハウスの点検をする間もなく出動・・21時帰宅。疲れちゃいました。 

 

 

 

■2月8日
 (最低気温-5.1℃、最高気温-0.6℃)
パソコンが手元に無い状態が続いているので日記が滞っております。
剪定作業を先週完了しました。 品種の入れ替えを行ったため成木が少ないので剪定作業は短期間に済みました。
不織布ポット(貫根型)を使って栽培している樹が健康に育っています。 接木のスパルタンも良い感じです。

 

首都圏が大雪に見舞われているニュースが流れておりました。ここ石巻にも暴風雪・大雪警報が発せられ、午後から凄い勢いで雪が降り続いています。明日も早起きして雪掻きですね。 今年は気温が不安定ですし積雪が少ないので、このようにまとまった積雪があるとブルーベリーにとっては根域が安定して良いような気がします。

 

 

 

■1月11日
 (最低気温-3.2℃、最高気温2.2℃)
今期はまるで凍害になったように樹勢が弱って黒ずんでる枝が多いようです。 樹勢の弱った木の幹をよく見るとカイガラムシの幼虫でしょうか?幹に白いプツプツがたくさん付いています。 カイガラムシの防除をする時期ですが、昨年使った強アルカリ性の石灰硫黄合剤は止めてマシン油乳剤で防除することにします。 何より樹勢の回復を図らないと益々病害虫を誘引しちゃいますからしっかりと養生してあげる必要があります。 
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■元旦
新年あけましておめでとうございます。
娘たちも帰省し賑やかな新年を迎えることができました。

 

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昨年は新たな職場での仕事に追われ、週末の時間を思うように使えなくて気持ちばかり焦っていた一年でした。
やるべき事を絞って効率的にやらないといけないのですが、やりたい事いっぱい有り過ぎてついつい手を出してしまいますので、年間スケジュールを組立て直してみようと思っております。

 

良い年でありますように!

 

 

 牡鹿半島(2014.1.1)
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