■12月20日
(最高気温8.2℃、最低気温3.2℃)
今日は冷たい風が吹き荒れる一日でした。 とはいえ未だ降雪も無く暖かい日が続いており、サザンハイブッシュ系品種では開花しちゃったりしております。
モミ殻ぼかし作りを試行中ですが、良い感じで発酵させることができました。 吸水性が良好なのでポット苗のマルチに使えばコガネムシの被害を防げるような気がします。菌糸が絡みついているので風で吹き飛ばされることもありません。
モミ殻の発酵を通し改めて微生物の力に驚いております。 微生物を理解し正しく活用できれば完全無農薬も可能かもしれません。もうすこし追求してみたいと思います。
サザンハイブッシュ系「ビューフォート」
ニホンミツバチの冬支度を行いました。
金稜辺を育てて5年目にして、初めて誘引に成功した蜂達です。度重なるスズメバチの攻撃に耐えて今日までがんばってくれた可愛い子たちゆえ無事に春を迎えて欲しいものです。
■11月23日
(最高気温9.2℃、最低気温5.6℃)
岩手では初雪のニュースも流れておりました。 冬支度を急がねば!と気ばかり焦ってしまいます。
大関ナーセリーさんに注文していた苗木が届きましたが、畑の準備がぜんぜん進んでいないので、とりあえずポットに移植して冬を越すことにしました。
今回購入した苗は、南部ハイブッシュ系とラビットアイ系の新たな品種です。 この中から当地にマッチする品種があればと期待を込めての試行栽培となります。 北部ハイブッシュについては概ね見極めが出来たと思っているので当面は現行品種でやっていこうと思います。
ブルーベリー畑を少しだけ広げようと思っておりますが、どういう栽培方法でやろうかとあれこれ考えおりまして、特に重粘土の土壌改良やマルチ資材について、モミ殻主体に活用しようと思っております。 モミ殻は撥水性が強く、分解し難い性質のため、メイン資材として投入するためには、生ではなく発酵させモミ殻ぼかしに変えて使ったほうが良いだろうなと思っております。発酵の方法としてどういう菌を使うのがベストなのか、野菜生産者の皆さんがやってらっしゃる方法を現代農業等で紹介されておりますが、その方法がブルーベリーに通用するのかどうか・・・・・一旦頭を整理するために、最新の書籍なども読んだうえで作戦を立てたいと思っております。 ミコリザ菌がきちんと働ける環境をめざしたいので、基本的には有機で可能な限り自然栽培に近い方法で具体化したいと思います。
■11月7日
(最高気温13℃、最低気温8℃)
今年はポット栽培の樹にクロロシスが多く発生し、畑の地植えにはクロロシスの発生が無かったので、その原因をあれこれ考えておりました。 ポット植えと地植えの栽培上の大きな違いとして潅水に使う水が考えられます。 ポット苗には沢水を利用し頻繁に潅水しておりますが、地植えへの潅水は盛夏に2回程度行っただけで、ほぼ無潅水です。 潅水用の水は、ph8の沢水にクエン酸、リン酸カリを希釈しph5程度に調整して使用しています。 この沢水は、裏山の針葉樹帯の谷間を流れる粘板岩の沢に染み出た水を、独自に集めて引いているもので、サワガニが住む程のきれいな水源です。 ph8ということでミネラル成分も豊富なのだろうとは思っておりましたが、リン酸カリを混和することでミネラル成分の悪さを緩和できるだろうと思って使ってきました。 しかしながら、これだけ多くのクロロシスが発生するとなると何らかの改善をしなければならないのだろうと考え、観賞魚の水質検査用の試薬により沢水の硬度試験行ってみました。
<炭酸塩硬度(KH)>
炭酸水素イオン(HCO3-)に結びつく炭酸水素カルシウム(Ca2+)と炭酸水素マグネシウム(Mg2+)の総量
・沢水----- 10.0(dh) = 178(ppm) pH 8.0
・水道水--- 1.5(dh) = 27(ppm) pH 7.0
・雨水----- 0.5(dh) = 9(ppm) pH 4.9
<総硬度(GH)>
カルシウムイオン(Ca2+)とマグネシウムイオン(Mg2+)の総和量
(炭酸水素イオンならびに炭酸水素イオン以外と結びついているカルシウムイオンとマグネシウムイオンの総合計)
・沢水----- 13(dh) = 231(ppm)
・雨水----- 1(dh) = 18(ppm)
沢水は、カルシウム・マグネシウムを多く含む硬水であることが判明しました。 これらのミネラル成分がリン酸と結びつきクロロシスを助長したもの考えらるので、ブルーベリーの潅水には使用できないと考えます。 ベストな値を示したのは雨水でした。ミネラル成分を含まない軟水でph調整も必要のない良好な水といえます。 今後の潅水は雨水を主体に使っていこうと思います。
■10月25日
(最高気温14.6℃、最低気温8.9℃)
北海道では積雪とのニュースが流れていました。爆弾低気圧の影響で終日暴風が吹き荒れて寒い一日でした。
ブルーベリーの紅葉がはじまって畑に彩を添えています。
試行的に、オースチン(RE)の成木を不織布ポット(60cm)を使って栽培しております。 土壌改良等のコストをかけずに栽培する方法を模索しておりまして、用土はピートモス、ココファイバー、軽石、パーライト、ゼオライトをブレンドしたもので、マルチはモミ殻です。 珪酸を供給するためにゼオライトを選択したのですが、成分的にはアルミやマグネシウム、カルシウムなどのミネラルも含んでいるのでちょっと心配です。影響が出ないようにケアーが必要かもしれません。 で、マルチで使っているモミ殻ですが、成分的には珪酸を多く含んでいるので、用土を構成するメインの有機物資材として使えれば、用土の改善ができるような気がします。 何といっても手軽に入手できますし、軽いので作業が楽です。
新梢も良く伸びてきたのですが、ポット栽培ゆえ潅水をきちんと行わないと新梢が枯れてしまいます。
■9月27日
(最高気温23.7℃、最低気温16.9℃)
今日は十五夜
団子・ススキ・果物をお供えしてお月見です。 今日のように十五夜が休日ですと落ち着いて月を眺めようという気になります。
ブルーベリーは全て終了しました。
長雨の影響で、収穫できずにいたラビの完熟果はほとんど落果してしまいました。そこにハエなどが集まり、樹上に残っていた僅かな果実に対しても悪さをしているため、収穫できる品質の果実は無くなってしまいました。 きれいに片付けて防鳥ネットも撤収しました。
コガネ幼虫
8月にポット苗にコガネ幼虫が大量に見つかったので、天敵微生物殺虫剤を施用しました。が・・時期的に早過ぎたのでしょうか・・・
施用済みのポットの多くに、丸々と成長したコガネ幼虫が数匹程度残っている様子です。 8月ではなく、高温や乾燥を避けた9月後半ぐらいに施用すべきではなかったかとの反省を込め、今回再度のアタックを試みます。今年の天敵攻撃はこれを最後とし、今後発見した場合は根洗いで対処することにします。
スズメバチトラップ
巣門に取付けたスズメバチトラップに早速スズメバチが入りました。巣箱の下には犠牲となったミツバチ達が散乱しており戦いの凄まじさを物語っております。
トラップ内のスズメバチが仲間を呼び込むと困るので、早速取り出してネズミ捕り用粘着シートに張付け、日除け用に設置した葦屋根上に設置してみました。
スズメバチ襲来後のミツバチ達は、巣門周りに糞状の物を付けています。巣箱はどんどん黒っぽく汚れて来ましたが、これはスズメバチの匂いを消すためとのことなのでそのままにしておきます。せっかくミツバチ達が匂いを消そうとしているのに、粘着シートに張付けたスズメバチが仲間をを引き寄せる事になりはしないかと心配したのですが結果は良好でした。
スズメバチは毎日のように来ますが、巣門に近づく前に、屋根上の粘着シートに引き寄せられて御用になってしまいます。 粘着シート設置後、ミツバチの被害は皆無となりました。
![]() |
![]() |
このスズメバチの特性はペットボトル型トラップでも同様に現れております。ボトル内の溶液が無くなっても毎日新たなスズメバチが入ります。
これもボトル内のスズメバチが仲間を呼ぶフェロモンを出しているような気がします。
TVでは外来種ツマアカスズメバチの新たな侵入が報道されておりました。
肉食で凶暴、特にミツバチが大好物。攻撃性が極めて高く生態系が破壊される恐れあり。とのことでしたが、早急に対策を講じて欲しいものです。
■8月23日
(最高気温22℃、最低気温20℃)
スズメバチ対策
外出先から戻ると、巣箱の前には一匹のスズメバチと、多くのミツバチ達の遺体が散乱しておりました。 いよいよスズメバチの攻撃が本格化してきたのか・・・・一方、巣から30m程離れた場所に新たに設置したペットボトルトラップにはオオスズメバチが次々に入っています。 被害が拡大する前にと巣門にスズメバチ捕獲器を設置しましたが、その後の被害は無いようです。スズメバチ捕獲器を設置する際に、巣箱の掃除とスムシの駆除をしましたが、ミツバチ達にはかなりのストレスがかかっていたみたいです。 攻撃的な門番が私の顔にまとわり付いて眉の上をチクリ!油断禁物、マブタの腫れが収まりません。
![]() |
![]() |
■8月16日
(最高気温26.8℃、最低気温21.6℃)
コガネ幼虫
ポット苗に天敵線虫を施用して17日経過しました。 10個ほどポット苗のマルチを除去してコガネ幼虫の状態を確認したところ、全てのポットで幼虫が活動していました。 死滅した幼虫と元気な幼虫が混在しているものや、死滅した幼虫は確認できず元気な幼虫だけが居るといった具合です。 天敵線虫は3齢幼虫にのみ有効とのことなのでですが、対象幼虫に一斉に寄生するのではないのでしょうか・・・・ とりあえず目視で確認できた元気な幼虫は除去しました。 死滅したものと、ぐったりしているものは、やがて新たな寄生幼虫を見つけて攻撃を展開してくれるよう期待を込めてそのままポット内へ放置しておきます。
同一ポット内で捕獲したコガネムシ幼虫 (左2匹は活発に動いている幼虫。右4匹は死滅および動かない幼虫。)
ニホンミツバチ
昨日、キイロスズメバチが庭のタラノキの花に10匹程集まっていました。 ミツバチの巣箱にも攻撃を仕掛けているようです。ミツバチ達は敵が近づくと一斉に羽音を立てて威嚇しています。すごく大きな音を立てるもんですね、ちょっと感動。 キイロスズメバチは何度も襲ってきます。私が巣箱の近くで仕事をしていた時に、突然ミツバチ達が一斉に大きな羽音を立てたので見てみると、またしてもスズメバチが攻撃を仕掛けているところです。 私はスズメバチ用の殺虫剤を持って攻撃中のスズメバチの真後ろに立ち、一瞬敵が巣箱から離れたところを狙ってブシュッっと一噴きし撃墜。 ミツバチとの連携プレイで信頼関係が出来たかなぁと自己満足! 私達の生活圏にスズメバチが入り込んで来るということは非常に危険なので、タラノキの枝を全て切除しました。 溶液が空っぽになっていたスズメバチトラップを掃除し、新しい溶液を入れて軒下に設置したところ、早速数匹入ってました。 春先に設置したスズメバチトラップの管理不行き届きにより、知らぬ間にスズメバチの群が増えていたのかも知れません。反省。
ニホンミツバチは一匹一匹が役割を持っていて、常に何らかの仕事をしているようです。
■8月9日
(最高気温26.0℃、最低気温21.0℃)
コガネ幼虫
パーライトマルチを施したポット苗も、よく調べたら数匹入っておりました。 ポット苗のほぼ全てにコガネ幼虫が入っているようです。 そこで天敵線虫「バイオトピア」を施用し様子をみることにし、既に10日程経過しました。 効果を確認するためポットのマルチを除去してみると、大小たくさんの幼虫が確認できます。 多くの幼虫達はぐったりして動きが鈍いように伺えますが中には元気なものも居ます。 幼虫への寄生が徐々に進行するため全滅するまでは時間を要するものなのか、失敗し効果が発揮できなかったのか、いずれは全てのポットのマルチを除去し効果の確認をしようと思います。
ラビットアイの成熟
ラビットアイが本格的に成熟してきました。 昨年は 「ブライトウェル」「ティフブルー」「パウダーブルー」などのメイン品種がハクビシンの被害により全滅状態だったのですが、今年は被害も無く収穫が追いつかないほどです。 「コロンバス」と「オンズロー」は収量は少ないものの大きくて素晴らしい風味の果実を付けております。 今の時期に成熟期を迎えているこれらラビットアイ系品種は病害虫の影響も少なく生育も安定しているので、品種本来のパフォーマンスを発揮しやすいと思います。 新品種も次々に発表されておりハイブッシュに引けを取らない程の価値を見出せそうな気がします。
![]() |
![]() |
<左:コロンバス、右:オンズロー>
![]() |
![]() |
■7月25日
(最高気温29.0℃、最低気温23.7℃)
ポット植えのティフブルーのシュートがしおれ、水遣りしても回復出来ないので用土の様子を伺うためマルチをめくって見たらびっくり!
マルチ直下にコガネムシの幼虫がいっぱい。1cmに満たない小さいのから、2cm以上に成長したものまでいっぱい居ます。 このポットの用土はピートモス・ココピート・パーライト・日向軽石を配合したもので、マルチはココチップを使っておりました。パーライトを用土に混合しての防除効果はあまりなさそうです。 心配になり隣のポットを見てみるとこれほど多くは無いものの、かなりの数の幼虫が入っていました。その隣も同様で全体的に入っている可能性大です。 被害の大きい樹を根洗いしてみるとコガネ幼虫はマルチ直下に集中しており、未だ成長の初期段階らしく中心層には入っていませんでした。 表層部の根を食い尽くした後に中心層に進むわけですね。早い段階での対策が必要なので、一昨年前に被害拡大を防ぐことができた天敵線虫による駆除を今回も進めることにします。 ちなみにポット苗の表面にパーライトを敷き詰めたスパルタンにはコガネ幼虫は確認できませんでした。 ポット苗にはチップマルチは不要との指南もあるので要検討です。
その後の日本ミツバチ達
どんどん数を増やしているようです。 夕方から巣箱の外で働く蜂達が多くなります。暑さのせいなのか、数が増えて中に入れないのか夜は巣箱の外に大群となって固まっています。
一匹毎に役割があるようで、ゴミを抱えて巣箱の外に捨てたり、死んだ幼虫は外に引きずり出し、抱えて飛び立ち巣箱から離れたところに捨ててきます。互いに体のケアをしたり、一生懸命巣箱の中に風を送ったりと、ずーっと見ていても飽きないですねぇ。 ちなみにミツバチの飼育は趣味であっても県に届出が必要とのことでした。
夕涼み中のネコ太
![]() |
![]() |
■6月27日
(最高気温21.2℃、最低気温19.0℃)
昨日梅雨入りしました。 朝から強めの雨が降り続いており、明日まで続くようです。 ようやく果実が色付き始めて少しは収穫できるところまで来たのですが、初収穫は来週まで繰り延べですね。 これだけまとまった雨になると烈果・落果がでてしまいます。
注文していた「マメコガネ用誘引トラップ」が早速届いたので、昨日の朝から夕方まで設置してみましたら、既に50匹ほど入っていました。 ブルーベリーの樹に寄り付いているマメコガネは数匹のみ。 コガネムシの種類・性別毎に誘引剤をチューニングしているだけあって効果あり。大いに期待できます。
![]() |
![]() |
■6月21日
(最高気温23.8℃、最低気温17.3℃)
今年はマメコガネの発生が多いのでしょうか、これまでに無いほど大量のマメコガネが付いています。既に色付き始まった果実を次々と食い荒らしています。 ひとつひとつ手で駆除していますが手に負えない状況となってしまいました。環境面で昨年と異なる事といえば、ブラックベリーの樹を倒したこと。ブラックベリーにもマメコガネがいっぱい付いていましたから、その分が多くなったのかも・・・。 品種によっても違いがあります。パトリオットの食害が一番酷いです。あとはコビル、アーリーブルー、スパルタンなど、スタンレーからの系統が狙われやすいのかな・・・。
ブラックベリーは株元から新梢が出ているので、これを復活させて来年はマメコガネのターゲットにしようと思います。
このままでは被害が拡大しちゃうので、早速〜自然の休憩所〜Berry'sLifeにコガネムシ成虫誘引トラップ(マメコガネ用)を注文しました。
ニホンミツバチの分蜂群の確認はできませんでしたが、既に入居しているようです。働き蜂の数がかなり増えてますし、花粉を一杯付けた働き蜂が次々と巣箱に入っていきます。夜は巣箱の中で羽音を立てています。 可愛いですね、見ていて飽きません。彼女たちが来年、ブルーベリーの受粉に働いてくれればと期待が膨らみます。
<動画はこちら>
■6月15日
(最高気温27.5℃、最低気温16.9℃)
今年から畑のブルーベリーは、不織布シートとネットを利用し根域のマルチ層を確保する方法に切替えて見ました。 結果は良好、樹に勢いが出てきたような気がします。
これまでシュートの出が悪くて伸び悩んでいたチャンドラーも、見違える程の強いシュートが出てきました。 この栽培方法・・良いかも。
日曜日に探索蜂と思われるニホンミツバチが数匹、キンリョウヘンの周りを飛び回っておりました。 今日の夕方にはかなりの数の探索蜂が待ち箱に出入りしています。 ここまで進展したのは始めての経験ですが、分蜂群がこの巣箱を気に入ってくれればと期待大です。 それにしても・・うちのブルーベリー畑ではマルハナバチがメインでミツバチを見かけることは極まれです。ひょっとしたらこの付近にニホンミツバチはもう居ないのではかいか・・などと半ばあきらめかけておりました。 でも・・居るんですね、こんないいっぱい。山の方から飛来してくるようですが、その存在を確認できただけで嬉しくなってしまいました。
■5月22日
(最高気温19.2℃、最低気温11.4℃)
日記の更新が出来ずにおりました。
蜂の動きが鈍かったのか、品種により結実にばらつきがありまして受粉が不十分な品種は落果が著しいようです。 このところヒヨドリが頻繁に訪れており、おそらくメイン・ディッシュは毛虫だと思いますが、花や幼果もついばんでいるようです。果実の付いた枝も結構折られているので、明日にでも防鳥ネットを張ろうかと思っています。
毎年の事ながら結実した果実を見るとモチベーションが上がりますね。 幼果の段階で果実周りを清潔に保つことが、灰色カビ病等の予防に繋がるので、手間はかかりますが殺菌消毒以上の効果があると信じ、1房1房を手製のブラシで綺麗にしてあげます。
![]() |
![]() |
トマト、レタス、ジャガイモ、茄子、ピーマン、枝豆、ヤーコン、オクラ、ズッキーニ、かぼちゃ、キュウリ、モロヘイヤ、サツマイモ、長ネギ。 カミさんのリクエストで野菜の種を次々に撒いては見るものの、なかなか思うようには成長しないようです。
ヤーコンは、今年は植えるつもりが無く苗も購入しませんでした。 昨年収穫した種芋を、ダンボール箱に詰めたピートモス(乾燥)に埋めて越冬を試みたところ上手く越冬できたようです。 これまで畑の土に種芋を埋めて越冬を試みたのですが何れもカビが生えて失敗しておりましたが、今年はとりあえずこれで栽培してみます。
■5月3日
(最高気温18.1℃、最低気温12.2℃)
連休中はずーっと晴天が続いていまして一気に開花が進みました。 ハイブッシュ系はほぼ満開状態ですがマルハナバチやミツバチの姿を未だ見かけないので受粉がちょっと心配です。
(左:チャンドラー、右:コビル)
![]() |
![]() |
この連休を利用してポット苗の鉢増しを行いました。 この苗が更に生長すると置き場所に悩むわけです。今年は休眠枝挿しで苗も作っているので後半の管理が大変になりそうです。
亡き父が管理していた野菜畑や庭木の手入れ、母親の介護もあるので、ブルーベリーに懸ける時間が制約されますが、欲張らずに出来る範囲でやるしかないかなぁと思っています。
■4月11日
(最高気温10.9℃、最低気温8.6℃)
昨日からずーっと雨が降り続いています。 ブルーベリーの花芽がかなり膨らんできてましたが、ここ数日の花冷えで開花のテンポも小休止でしょうか。
![]() |
![]() |
外での作業が出来ないのでホームページの整理をしました。 栽培方法のページが古くて現状とマッチしないので修正しました。(まだ不完全ですが)
ブルーベリー協会より産地シンポジウム「2015ブルーベリー in 福島・三春町」の案内が届いておりました。 スケジュール調整して何とか行きたいと思いますが・・
■3月22日
(最高気温10.4℃、最低気温2.4℃)
風も無く穏やかで暖かい一日でした。
不織布を使った根域確保への改良作業を少しずつ行い、同時に元肥を施用していますが作業は大幅に遅れています。
ブルーベリーの花芽はだいぶ大きくなりました。
近所では畑を耕す農機具の音がしだしましたが、こちらは畑作業には手がつかないので焦っちゃいます。
梅がようやく開花し始めました。
■3月8日
(最高気温7.8℃、最低気温1.8℃)
ようやく剪定作業を終えました。 ブルーベリーの花芽は大きく膨らみ、樹も動き始めたようです。
栽培方法の改良を考えておりました。
これまで行ってきた針葉樹チップによるマルチでは根が地表側に成長するため、夏の高温・乾燥の障害を防ぐためチップを毎年追加する必要がありました。 チップの確保が出来ない年もあるので調達が簡単で手軽に供給できるモミ殻マルチに切り替えたいと考えておりました。 一般的な高畝ですとモミ殻は強風で吹き飛ばされてしまいますが、現代農業で紹介されていた不織布を利用した果樹のボックス栽培にヒントを得、不織布を利用する栽培方法として試行してみようと思いますた。 この方法ですと根域とマルチ層をしっかり確保でき、通気性・排水性も良好だと思われます。 この方法で今シーズンの成長に効果が出れば、今後すべての樹をこの方法に切り替えていこうと思います。
■2月22日
(最高気温7.3℃、最低気温2.4℃)
四十九日法要を終え一段落したとことです。 家の中の大量の片付け物は焦らず少しづつやるとして、先ずもって滞っている剪定作業を進めなくてはなりません。 新たな植え床作りも手がけたいのですが、手が回らないのでもう少し先になります。
風には刺すような冷たさが無くなり、春の匂いを感じるようになってきました。
庭の福寿草が開花し、ふきのとうも姿を見せています。
![]() |
![]() |
暖かくなってきて、ネコ太も外に繰り出す機会が多くなってきました。
■1月13日
悲報
1月4日、私の親父が急逝しました。 その前日からパピーは食事を摂らなくなり、葬儀の前日に後を追うように逝ってしまいました。 いつも優しい眼差しで私たちの心を癒してくれたパピー。 いまごろは親父といっしょに天国に行く準備かな。
当面ドタバタと忙しい状態が続くため、いま少しの間ブルーベリーの作業は中断となります。
![]() |
![]() |
※メールの受信が思わしくありません。 滞っている場合は申し訳ございませんが再送ください。
■1月1日
(最高気温1.2℃、最低気温-3.2℃)
新年あけましておめでとうございます。
昨晩からの雪で一面銀世界です。 早朝より電話での呼び出し! 初日の出も拝めずに現場へ直行、慌しい幕開けとなりました。
年末年始にかけ両親の健康悪化や、高齢のパピーは腎臓・目・耳・鼻・足の機能が低下し食事もままならない状態となっています。何とかこの冬を乗り越えてもらいたいので出来る限りの事をしてあげたいと思っております。
2015年は栽培方法など新たな試みにチャレンジしたいと思います。