農園日誌2021
11月29日
(最低気温-2℃、最高気温11℃)
ニホンミツバチの冬ごもり準備中
パピーが亡くなって7年が過ぎ、捨てられずそのまま置いてあった犬小屋。。今年春に分蜂群が入居して6ヶ月が経過しました。毎日のスズメバチ襲来にも耐えられず、早々に逃去するだろうとの予想に反しすっかり居ついてしまいました。メントールも蟻酸も施用していないので冬を乗り切れるかは未定ですが、とりあえず入り口を塞いで寒さを凌いであげました。後日、屋根も杉板でオーバーレイしてあげようと思います。
この犬小屋の中には重箱式巣箱が入っております。入居当初、ミツバチは三角屋根のてっぺんに蜂球を作っておりましたので何とか取り込めないものかと思案した結果、重箱を下から押し上げ、重箱の中に巣板を取り込むことが出来れば後に小屋を解体して巣箱の群を残せるのではと考えました。
しかし、私の考えが決まり準備が整うより巣板の伸びが早く、重箱を押し込んでみたものの、巣板は既に横にも拡張しており、巣板ごと重箱の中に収めるという目論見は外れてしまいました。結果、犬小屋の中には重箱の中と外に巣板が分散して存在するという変わった状態となってしまいました。
この群の蜂たちはいろいろなストレスの影響でしょうか気が荒く直ぐに攻撃してきます。
私は元々蜂毒アレルギー検査は陰性でした。ここ数年は毎年2回程度刺されておりましたが大事には至りませんでした。ところが今年、3回目に刺されたときにアナフィラキシー症状が現れました。刺された数分後にお腹周り・わきの下・首などにジンマシンが出て、水泡も大きくなり気分もおかしくなって夜間救急センターへ直行し大事には至りませんでした。後日の検査結果は陽性6段階の5。エピペンも処方して頂きました。今は巣箱内の点検や底板の掃除をする際も完全武装で行っております。
10月11日
今年からイチジクのポット栽培を始めております。
その中でも結実に優れるとされている「ブラウンターキー」は、2年生苗でも10個程の実が生りました。実はとても小さくて35gほどしかありませんが、イチジクらしい香と酸味を感じる甘さで家族の評判は上々でした。
他の2年生苗(蓬莱柿、ドーフィン、ホワイトゼノア)は結実しなかったので来季に期待したいです。
現在、挿し木で育てている1年生苗が、上記品種の他にバナーネ、ビオレソリエス、ヌアール・ド・カロンなどがあります。来季はこれらを露地植えとハウスに分散して植え付ける予定です。
7月31日
(最低気温21.1℃、最高気温29.2℃)
今年のブルーベリー果実販売を終了いたしました。
ご愛顧いただき有難うございました。
<蜂蜜の販売>
当園で採取した日本ミツバチの蜂蜜をいしのまき元気市場と、Harappaにて販売しております。
90gと200gの2種類です。
7月6日
(最低気温20℃、最高気温31℃)
今年のブルーベリーは1週間以上熟す時期が早いようです。既に早生品種は終盤で、中生品種が熟し始めております。
6月の降雨量が極めて少なかったためか果実品質は良好です。降雨による落果も少なくて健康な果実といえます。
害虫の被害は、開花期から続くマイマイガ幼虫の食害に加え、マメコガネの猛攻が続いています。トラップ2台で捕獲していますが、ブルーベリー果実や葉への食害が止みません。朝晩の巡回・テデトールはかかせません。
6月27日
東松島市「Harappa」へブルーベリーを出品いたしました。
北部ハイブッシュ系「スパルタン」と「エチョータ」をミックスした120gパックです。
6月26日
いしのまき元気いちばでは4周年感謝祭(6月26〜30日)を開催中です。
当園のブルーベリー果実も出品しております。
今季初出品のブルーベリー果実です。北部ハイブッシュ系スパルタンとエチョータをミックスした120gパックで提供しております。
大粒の美味しいブルーベリーです。
6月10日
(最低気温14.5℃、最高気温21.6℃)
ブルーベリーの実が色付き始めました。このままず〜っと天候が安定してくれれば良いのですが・・・・
毛虫(マイマイガ幼虫)が大量発生して苦慮しております。
奴らの食害により、新梢が折れたり果房ごと落ちてしまったり、例年以上に頻発しています。
BT剤とテデトールは欠かせません。
ニホンミツバチの蜂蜜をいしのまき元気いちばへ出品しました。
百花蜜と言われるだけあって独特の風味のある美味しい蜂蜜です。
4月27日
(最低気温-1℃、最高気温14℃)
天気の良い一日でしたが、朝は霜が降り、風の冷たい一日でした。
ニホンミツバチ
生垣に蜂球を作っていた分蜂群。今朝の冷え込みを心配しておりましたが、11:30、いよいよ新居への移動が始まりました。
ブンブンと勢いよく上空を旋回しており、いよいよOさんの待ち箱に入居か?・・・ と期待して見守っておりましたら、残念ながら裏山の沢沿いの急峻な林の中に入っていきました。気に入った住処を見つけたのでしょう。
最近は、アカリンダニの被害が広がり自然群の数も減っているとの情報もありますので、今回の分蜂群が山に戻ったことに少しほっとしました。私はこれまで、誘引した多くの自然群をアカリンダニの被害等により消滅させてしまいました。講習会等で学び、対策を考えることで現在は安定して飼育することができるようになった気がしておりますが、私が管理できる群数はせいぜい3群程度と思っており、今回のように分蜂した群が自然群として定着することで循環できればと思いを巡らしております。
4月24日
(最低気温2.8℃、最高気温14.4℃)
ニホンミツバチ
10:30頃、飼育T群が4度目の分蜂を開始し、外便所の軒先に蜂球を作りました。その30分後、飼育U群が3度目の分蜂を開始し、生垣に蜂球を作りました。4/22の蜂球と併せると3個の蜂球が出来てしまいました。急遽待ち箱を1個追加し、待ち箱3個で入居を待ちました。
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12:30頃、急ぎ昼食を済ませ外に出たところ既に移動が始まっており、急遽追加した待ち箱に入居となりました。
ブルーベリー
開花がだいぶ進んでおります。遅霜による蕾への影響は少ない様子。
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4月22日
(最低気温7℃、最高気温20℃)
ニホンミツバチ
飼育T群が、12:30頃今季3度目の分蜂を開始し、隣家のモミジの樹に蜂球を作りました。入居は明日以降となります。
3度の分蜂を行った元巣の最上段巣板を確認したところ、分蜂時に蜂蜜を持ち出しているためスカスカ状態でしたので、切り取って負担を軽減してあげます。
4月21日
(最低気温6.7℃、最高気温18.1℃)
ニホンミツバチ
昨日、二度目の分蜂をして蜂球を作っていた飼育T群ですが、本日12:30頃Kさんの待ち箱に入居しました。
4月20日
(最低気温9℃、最高気温23℃)
昼頃には20度に達する暖かさ。ニホンミツバチが最高に活性化した一日でした。
4/18に分蜂を開始し軒先に蜂球を作って待機していた飼育U群ですが、本日11:00頃Kさんの待ち箱に入居してくれました。おめでとうございます。
実はこの飼育U群、待ち箱に入居前の9:30頃に元巣から今季2度目の分蜂が始まったのです。その後、6年前に亡くなったパピーの小屋の中に蜂球を作ってしまいました。入居したようにも見えますが、数日様子を見ようと思います。
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本日のミツバチの活動はこれに止まらず、午後3時過ぎには、4/16に分蜂した飼育T群が今季2度目の分蜂を開始し、裏門の天井に蜂球を作り入居先を探索中という状態です。
庭のあちこちで分蜂・入居が行われ慌しい一日でした。
4月18日
(最低気温8.9℃、最高気温17.8℃)
ニホンミツバチ
先日、軒先に蜂球を作った分蜂群は、3日目となる本日11:00頃、土蔵の下屋に設置したMさんの待ち箱へ入ってくれました。おめでとうどざいます。
また、T群入居前の10:00頃には飼育U群の分蜂も始まったため、庭のあちらとこちらで大騒ぎとまりました。U群は納屋の軒先に蜂球を作りましたが、その日の入居はせず夜を明かしました。 屋敷内で2つの群の分蜂が重なったため、待ち箱の巣門では探索バチ同士の争いも発生しておりました。ミツバチにはミツバチの物語があるのかなぁ・・・
4月16日
(最低気温3.9℃、最高気温14.8℃)
ニホンミツバチ
10:30頃、飼育T群から分蜂を開始し、1時間程で母屋の軒先に蜂球を作りました。屋敷内の待ち箱3箇所には活発に探索バチが訪問していましたが群は動かず夜明かし。週末は風雨の予報のためこの場所で雨が上がるのを待つのかな・・・
ちなみに待ち箱は石巻ミツバチの会の会員3名さんの持ち寄りですが、何方の巣箱を気に入るかは彼女たちの気持ち次第です。
3月24日
(最低気温1.4℃、最高気温14.0℃)
ニホンミツバチ
暖かくなり盛んに活動し始めました。巣箱内の群の数も減少せず
巣板が全く見えない状態です。蜂の子もどんどん誕生しているようです。
品種不明の梅
八重咲きのこの梅、実梅で八重咲きといえば花香実か?
昨年秋に植えた花香実の苗木もほぼ同時に開花。花もよく似ているが・・・
3月11日
(最低気温-0.2℃、最高気温10.3℃)
3月に入りだいぶ寒さが和らいできました。
ウメは3月7日に開花を確認しましたが、その後の開花が続きません。
2月22日
(最低気温3.4℃、最高気温17.3℃)
今季最高の暖かさ。待ちに待った暖かさです。
寒い日は竹林の伐採で汗を流し、暖かな日は剪定を行っておりました。ブルーベリーの剪定と元肥を先週完了したので、今日はブルーベリーとイチジクの挿し木を行いました。
ミツバチ達も活発に働き始めました。花粉を集めて来るハチも多いです。1月中旬に1群で100匹程の死骸が発生したためアカリンダニの被害を心配していましたが、その後は被害が広がらず落ち着いた模様。
1月1日
(最低気温-5.5℃、最高気温-2.9℃)
寒さの厳しい元旦となりました。
昨年から言われているように今季の寒さは厳しくなるようです。
<ブルーベリー>
最近で、ご近所さんの”ブルーベリーを栽培してみたい”という要望が多くなってきました。畑での地植えがメインですと、灰色低地土といったブルーベリーの栽培に不向きな土質と、夏季の高温多湿を考えるとハイブッシュ系品種でスタートするのは難しいように感じます。
ラビットアイ系の成木は数本しか残っておりませんが、少しずつでもラビットアイ系の苗を作って提供しようかと考えております。
<梅>
梅の樹を少しずつ増やしてきましたが、鶯宿・豊後・翠香が昨年数個の実を付けました。今季の出来はどうなりますか。
<スモモ>
ポット栽培でラインナップ。
<イチジク>
ポットでのハウス栽培を開始。
<ニホンミツバチ>
2群が元気に越冬中ですが、アカリンダニの被害が心配です。昨年は元気に年を越したものの、2月に入って急激に衰退し始め3月には壊滅状態となりました。今季は蟻酸を投与し万全を期したつもりですがこれからの2ケ月間が肝。
本年もよろしくお願いいたします。